小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

至福の時、1

木漏れ日。
言葉の音も心地よい。こもれび。

外界との触れ合いで、(おもに視覚、聴覚、臭覚、そして肌覚・脳覚)が心地よい
と思う瞬間が、幾度かある。
この時々を、俺は至福の時、と呼んでいる。

木漏れ日の中を、歩く。
車で走る。
人様々だが、俺にとって
木漏れ日は、究極、脳の感覚がリセットされ
生きている、歓び、楽しさ、前向き感覚、がアップしていく。

11月の、どこまでもスカイブルーの午後
滋賀県信楽の林道を車で走る。
木漏れ日トンネルは5キロほど、車で20分。

深く濃いテイストのコーヒーをストローで飲みながら
ケント3ミリにジッポーで火をつける。

両サイドの窓ガラスを半開きにして
煙草の煙を逃がすのと同時に、森の精霊達を車内に取り込む。
精霊達は、たちどころに俺の脳みそに染み入り、
昨日までの俺の悪魔を、見事に粉砕。

ポジティブ思考に電流が流れる。

こんな具合に車を走らすこと。
間違っても、運転中はアルコールで電流を流さないこと。
まア、感覚は良く似ているが。