安土ポタリング
本来ならば 退職後いただく基金を 昨年６月にいただき
もう既に 残額はゼロ円ですが（娘の学費 自転車 盆栽 カメラ 等々に消えました）
一時金として 確定申告をしなければ いずれ追徴金と共に
税務署から呼び出される
税金は 納めて誰もありがとうとは言ってくれないが
納めなければ ペナルティーが待っている
はるかな昔から延々と続く 社会ルール 年貢です
それにしても 今日は気持ちよく晴れた天気 暖かい
１１時半 いつものポタリングコースへ出かけました
おにぎりから出世しまして 赤飯パック 暖かいお茶持参で
１２時過ぎ いつもの定位置に到着 ３０分間昼食時間
水鳥の声 漁船のエンジン音 遠くかすむ西岸
そして 春の臭い が強く感じられます
このまま春が来るんだろうか
能登川を通過して 安土へ
安土は今 近江八幡市との合併に揺れている
歴史ある町 織田信長 と言う人物が 今も安土で威張っているような
そんな錯覚を 人々が感じて あるいは 信じて
合併を ノー と言い切る方向だ
ともあれ イエスよりノーの方が エネルギー消費は大きいように 思う
江戸時代から明治 大正 昭和の初めぐらいの 茅葺ぶき屋根の農家 復元家屋を見学
俺の ごくごく近い先祖が住んでいたであろう 家屋である
なにかしら 懐かしい 原風景 とでも言いたいような
ここで
一度生活してみたいような
縁に腰掛けて 煙管をふかし 苦い番茶をすすり
一重の野梅の白さを愛でる
時間は 実にゆっくり ゆっくりと流れ
都の出来事は 旅人からしか 伝わらない
そんな生活は 夢のまた夢 だろうか
洪水のごとく流れる時間の中にあって 俺は俺 と主張できる
そんな自覚を まず見つけよう
小次郎ランドナーの中に 盆栽の中に
