関東以北
今 関東以北は とんでもない自然災害と
こんな現実が 何故日本人に降り掛かるのか
これは 夢なのか
映画のストーリーの一部なのか 現実ではあり得ない と
俺は自問自答している
3月9日 実は 俺は会議で横浜にいた
横浜駅のルミネ6階の食堂街で 1000円の日替り定食をいただき
隣の喫煙ルームで 食後のケント1mmを楽しみ
同じ6階の本屋さんで
ゆっくり読もう と思って買っていた
会議の終わり頃 主催者の女性司会者が
先程 東北で地震があった旨のアナウンスがあり
新幹線遅れています との事
帰りの そごうのビルの谷間を歩いていて
今 地震が起こったら どこに逃げれば良いのか
海は近いし 津波がくれば お終いだ と同僚に声をかけたのを
覚えている
さらに 追い討ちをかけるように 原発災害
天罰と言った知事がいたが 彼の感覚は既に麻痺状態なのだろう
言葉を操る小説家だった 彼が•••
世界は 地球という惑星の上に乗っかっている
この惑星の自然の摂理に 人間の力なぞ たぶん蚤の鼻くそほどなんだろう
たゆまぬ努力で歴史を作り 文明を生起させ
快適な生活を享受出来ている まだまだ発展する と砂上の楼閣の
思い上がりの意識に
この現実が 俺に突きつける
はたして 俺たちは また一から始められるのだろうか
原始の状態へ 石と火と土と棍棒の世界に
古代の意識は 忘れてはいけない
いずれ 俺たちの子孫は 放射能で汚染された地球という惑星の
あちらこちらで 石器を研ぐ姿が 確かに見える
今まで世界は3回滅び 今4回目の序章が始まった と思えば
インディオの祭りは はっきりとした意味を帯びてくる
先人の知恵を借りよう
天体の動きと 海の慟哭を 計算しよう
アンサーは 必ず 明確に 一つの方向を指し示すのだろう
その時の為の
ノアの箱船の準備が 本当に必要となる可能性は
十分あり得る
始まりに過ぎない という意識が 頭から去らない
より もっと根深い 神の怒りが存在しうる
天罰などでは断じてない
滅と生 の静かな周期なのだろうか
地球という惑星が 存在していく為の ため息なのかも知れない
人間には 理解不可能な
たぶん 神の領域なのか
いずれにしろ 時計の巻き戻しは出来ない
この現実を抱きしめ 新たに始める努力が
その延長の先に 光明がある と信じよう
この惑星の怒りを鎮め 1万年は穏やかに暮らせる
そんな計画を緻密に練ろう