小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

新選組


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今日 近藤勇白書 を読み終えました
池波正太郎先生です
その前に 幕末新選組 を読み終えていますので
新選組関連本2冊で 池波ワールドの新選組を堪能させていただきました


近藤勇  については知らない方は 日本人ではおられないと思います
土方歳三 に付いても同じ
沖田総司 に付いても同じ        (一番隊隊長)
永倉新八 に付いては知らない方が多い  (二番隊隊長)
三番隊隊長は 斎藤一 は八重の桜で良く顔を出しておられたので
覚えておられる方もあると思います


時代を生きた人 時代を意識して戦った人
男でも女でも その死に際について深く考えさせられました


小次郎的には やはり土方歳三斎藤一に惹かれてしまう
近藤勇は これはもう先が見えた 潔く武士として 新選組の頭として
早く決着を付けよう
敵陣に投降するとは まずもって自殺と同じ と思ってしまう
滅び行く美意識がある 辞世の中の


取義捨生吾所尊(義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所) 


ここに全てが集約されているように思うのですが
武士意識の この時代の常識論ですが どこか小次郎的には
合わない と思ってしまう


土方歳三は戦いの中に己を見つめ 生き方 死に方 を選択する
斎藤一は 会津藩の中に活路を見出し 運命を共にする


ある意味 最も現代的な思考回路でこの時代を生き抜いたのが
永倉新八 多分育ちが良かったのか
上下関係だけの思考から解放され ポジティブで自由な発想が
芹沢鴨からも好かれていた要因なのかも と思ってしまう


ところで 飯田金十郎なる人物は 近藤勇白書の一等最初に出て来て
最後にも出て来て小説を締めているのが気になってます
実在の人物 それとも池波先生の小説の彩どり人物なのかどうか
新選組隊士を何人も切っていますので やはり実在人物ですか


まあ どうでもよいのですが気になります