お地蔵さん
草津市の琵琶湖に近い村で見かけたお地蔵さんです
小さな祠に鎮座されており お顔はユニークな筆書きですな
子供達をお守りすると言われている 地蔵菩薩
釈迦牟邇仏の入滅後 弥勒菩薩が56億7千万年後にこの世に現れる間
お地蔵さんが 衆生を救済して下さる そんな特命を秘めていて下さる
何とも壮大な時間軸の菩薩様です
日本の仏教15巻 徐々にですが あっちの1冊こっちの1冊
と 3段飛のスタンスで読み進めております
渡辺照宏氏の『日本仏教のこころ』をほぼ一読完了まで来ております
日本仏教の歴史と言うか インド・中国と対比しつつの論述は勉強
になります
諸悪莫作(しょあくまくさ)・・・諸の悪をなすなかれ
諸善奉行(しょぜんぶぎょう)・・諸の善をうけ行え
自浄其意(じじょうごい)・・・・自らその心をきよくせよ
是諸仏教(ぜしょぶっきょう)・・これ諸仏の教えなり
これはパーリ文『法句経』の183番の漢文訳です
倫理・道徳・戒律の基本なのですが これを守れないのが人間です
何故守れないのか
たぶん人生に対する目標が明確でないから と小次郎は思っています
人生に対する目標とは何なのか
生死を見極める と小次郎は思っています
生死を見極めるとは何なのか
身心脱落 と小次郎は思っています
うーん 道元に近づいて来ましたネ
渡辺氏はどちらか言うと 念仏門より仏祖正伝を唱えた道元を重く
見ているように思いました
釈迦牟邇仏の解釈をいかに掘り下げて行くかが最終的な目標に
なるように思えて仕方がないのですが
このご本は 直ぐに眠くなるからナ・・・