小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

20200914自民党総裁選挙

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安倍ちゃんの前回同様に突然の辞任会見を経て、次期自民党総裁選が勃発した。8日告示で14日に衆参自民党議員による投票で決まるんだけれど、もう体勢は判明している。(9月3日現在)菅官房長官が圧倒している。派閥のドン達が菅氏支持で固まってしまった。

岸田・石破の両氏は、お飾り立候補、いやいやご本人達も青天の霹靂が起こらない限りダメだろうぐらいの判断はしているが、和を尊ぶ民族であるがゆえ、致し方ないのかなー。この総理・総裁の頂は、どんなに実力・お金があろうとも、天が味方してくれなければ、勝ちえない椅子であることは確かだ。菅義偉(スガヨシヒデ)氏はある意味、時の女神が微笑するであろう選ばれし人物だろうか。

 

秋田の農家の出で、集団就職にて東京の段ボール工場に就職。そこを6ヶ月で退職、アルバイト生活を続けながら大学を卒業する。政治家の秘書を経験して市会議員を2期、47歳で衆議院選挙に当選する。そして、安倍政権のもとで内閣官房長官を勤め上げ、今、天下取りが巡ってきた。71歳の春爛漫を迎えようとしている。

 

まあ叩き上げの人物であるが故、ジャパニーズドリームを体現することは、豊臣秀吉と同等の運気の強さを感じてしまう。だが待ち受ける茨の道はそう簡単に突破できるヤワなものではない。

新型コロナ・経済の立て直し・中韓北への対応・米露への対応そして1番の恐怖は身内の派閥抗争ときたものだ。どうですかね、スガさん、秋田でイチゴ農家をやりたいと言い出すんじゃ、おっとこどっこい鬼子母神、岸田・石破さんが頭から火を吹くぞ。

 

安倍内閣亜流だとか、素人外交だとか、何やかやと外野席はうるさく注文を付けてまっせ。組閣でかなり揉めますよね。もう二階派おろしが始まってるじゃない。前途多難な船出が予見されるが、そこはスガさん得意の寡黙で朴訥でゆったりした東北弁で煙にまく強靭な心臓を披露してください。

小次郎は微力ながら応援してますヨ!!