馬上・沈上・厠上

先日19日の読売新聞の編集手帳に載っていた言葉です

馬上は文字の通り　沈上は寝床　厠上はトイレ　

この３ヶ所が　文章を練るのに最適の場所　あるいは

人を冷静な心持ちさせる空間　と書かれていました

小次郎的には　馬上はあり得ませんので　双輪上ですかな

自転車に乗っている時　ほとんどがソロ活動ですので　ゆっくりと

流れ行く風景を見ながら　あるいは土・水・樹々・草花の匂いを味わいながら

あれやこれやを思い煩う　至福の時間　と定義しております

昨日　お昼前当たりからお天気があっぱれ　これは遠出だ

と即判断しまして　お茶をペットボトルへ　特大のおにぎり1個

甘い蒸しパン1個をフロントバックに詰め込み　出発です

30分ぐらいの走行時

俺のストレスは何だろうか　仕事が無くなり　この気楽な生活がストレスか

はっきりしたストレスが無い事が　ストレスか

肉主霊従の生活が　シルバーバーチの言う霊主肉従に出来ない弱い心が

ストレスなのか

意識は完全ループの状態で　1時間以上ランドナーを走らせていました　　

気がつけば　曽根沼公園に到着　12時20分

今年でもう5・6回は来ております

この場所が気に入っている第1の要因は　樹々　水　野鳥　そして木漏れ日

やわらかい土　草花が野生らしき状態に置かれている事

商業施設がない　ウイークデイの月曜日は　駐車場以外人間が居ない

こんな理由だろう　と思います

昼食をとり　喫煙タイム

まあ　何となく霊主肉従の状態に入りつつあります

欲に翻弄されない　制御された意識を保ち続ける事　自分の事より

他人の（家族・友知人を含む）事を　常に考える

これは　本当にむずかしい事と　思えて来ます

曽根沼公園の水は引いておりまして　元の位置です

木漏れ日が何とも気持ちヨカ　です

野鳥達　特に今日はサギが大きい声で鳴いていました　何かあるんでしょうか

鳥達の言語が分かりませんので　見ているだけです

1時過ぎ　曽根沼公園出発　長浜は豊公園まで走ります

琵琶湖湖岸を北へ　ランドナーで時速20km/hを維持しながら

快適な走行です　風は少々強い目　暑く無く寒く無く　琵琶湖は真っ青

本当にサイクリング日和です

午後2時20分　豊公園到着　やはり月曜日人はあまり居ませんな

琵琶湖湖岸に陣取り　20分ほど琵琶湖を眺めておりました

ここでは　秀吉さんも　何を考えて琵琶湖を眺めていたんでしょうか

城持ちになった最初ですから　ギラギラ野望で一杯だったのでしょうか

古に思いを馳せる　これも霊主と思います

写真は逆光でパチリです　携帯電話のカメラなのですが

能力以上は写せません　申し訳なか　です

で　地ビールを　ちょっと一杯と　肉主の思いが出て来て

長浜浪漫ビールに行きましたが　CLOSEの看板

エー　お休みですか

仕方が無いので　コーヒーを一杯　と言う事で

観光客で賑わっております通りまで　ゆっくりお散歩ポタ

細い路地で盆栽店発見　岩ひば400円を購入

通りに面した喫茶店でウインナコーヒーをいただきました

午後4時発の電車で久方ぶりの輪行です

超速ファイブ　収納は5分かかりません　

今日1日　強めの北風にあたっておりましたので　お疲れもようです

午後5過ぎ　無事自宅に帰還しました