小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

音が見える


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昨日 大中の農道から近江八幡の山々を午後4時過ぎ撮影しました
肉眼ではサンセットの太陽は 丸く見えたのですがカメラでは写りませんでしたので
自分で描きました



この惑星(ホシ)の 回転する音が見える
朝の目覚めから 夜の寝入りまで 
間断なく哭く声が ややもすると音階に乗って
おれを攻めたてる


今日の凪は 草花の微笑みを誘うが
これは おれを騙している
太陽はいつも母の誓いを守っているのが 
なぜか悲しい


どうしてもっと早くに 気づかなかったのか
抉れた傷口は 赤や青や 黒々とした獣達でいっぱいだ
ここで料理をしたって もう集まりはしない
闇の到着を待っているのも 辛い事だ


轟音は しばしの休憩ではない
惑星(ホシ)の回転は オートマチックで有るが故
悪びれず 正確に生と死を与え続けている
だから おれには 音が見える