小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

巡礼者の遭難


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すこぶる気持ちヨカ天気で
お昼からの時間を いかに過ごすか
今日はRRA長命寺の車道登坂路挑戦 を思いつきました


ずいぶん昔 ピエリ守山店にエイリンのお店があった時かな
店員の若者達が 自転車で長命寺は上がれまっせ
ええ!! あの坂 自転車で行けるの
大丈夫 ダイジョウブ と店員さんが言っていたのを思い出し
やろうじゃないか と60歳も半ばにさしかかっている退屈男子
意気込みだけは負けやしません


で 午後2時過ぎに出発し
10分程で現場到着 激坂挑戦です
歯数 前34ー後25 これが最大ですが
なんと この組み合わせでもキツか 体重を後方に
よろけながらの時速1kmの速度は 体内から汗が吹き出ます
ハーハー ゼイゼイ 息が続きません
不思議とふくらはぎは 痙攣起こさず 健康そのもの
日頃の鍛錬が効いとるわい と余裕の笑いはありませなんだ


3度程後方からクルマが来て チョイ落車しそうになりましたが
無事に20分で 駐車場に到着しました


帰り際 若者がロードで上がって来て
駐車場の入口付近で 大の字になっていなすった
お疲れ! の掛声かけておきました


宮ケ浜に行く道も 少々の上り坂が有りますが
平気のよっちゃンでクリア 60歳半ばとは思えない走行
無理しちゃ いかんぜよ と言い聞かしながらも
ルンルンらんらん 鼻歌まじりの悦楽走行は アドレナリンが
異常に分泌しているのかな


栗見新田浜 愛知川河口のウインドサーファー達を見ながら
強風の中 大同川沿いに南下します


今日は田圃の中の農道を走ります
農道は迷路です 大体が舗装されており 四角形で
まあ軽トラ専用道です が
知らない者が入り込むと 道が突然無くなる のは当たり前
アスファルト道から砂利道 Uターンしている
結局目指す方向に行けない 正規の道に戻るまで
迷路の中を彷徨うはめになってしまいます が
ここがまた楽しいのです


今日は田圃の中で意外なものに出くわしました



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石碑です
宝暦五年(1755年)琵琶湖で遭難され 72名の方々がお亡くなりになった
伊勢参りの後 西国三十三番札所巡りが 当時は最大の娯楽であった
その三十番目(竹生島宝厳寺)から 三十一番目(長命寺)へ
向かう途中 琵琶湖特有の突風(比良八荒)で船が転覆し
摂州 淡州 作州 若州 讃州 備州 播州の方達69名(内女性34名)
船員3名が遭難 播州20名おられたとのこと


遺体が風に煽られ 流れ着いたのが福堂村
翌年 村人達が供養の石碑を建立 が田圃の中に有りました


まったく知りませんでした
今は
長命寺は小次郎の足腰の鍛錬の場になっており
江戸時代 69名の巡礼者達が行き着くことが出来なかった とは
合掌