小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

It is April 1945


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FURYを見ました
最後の戦闘シーンは これはもう戦争の持つ残虐非道が正義のように
撮られている SSであったにしても動かない1台の戦車にやられまくる
映像は ドイツの人達はどうのように思って見ているのだろうか


M4中戦車シャーマンは砲身にFURYと落書きされている
日本語に訳せば 憤激 激怒 俺たちはこの戦争に怒っているんだ
非道なナチス親衛隊を皆殺しにする為に来たのだ


そんなメーセージの通りにストーリーは展開して行きます
戦車を軸とした戦争映画は あまり見た記憶がありません
75mm砲が他の戦車と比較して 優劣がどのようなものなのか
M1919A4機関銃が 毎秒何発発射出来るものなのか
小次郎は興味はありませぬが 過去 現在 未来 に亘って
人間を殺戮する兵器であり これを操縦し引き金を引くのも また
同じ人間であるのも 永遠に続く内なる人類の弱さに起因している


石器から始まった武器が ウン万年経過し 一発のミサイルで国を
滅ぼすまで進化した経過は 誰もが知っている事実です
惨たらしさを前面に出した戦争映画は 
実は反戦運動と 小次郎は解釈しています
足や首が吹っ飛び 血飛沫が上がる キャーもオエーも声が出ない
硝煙と金属と血の臭いが満ちている戦場は 男の世界ではなく
子供や女性が犠牲となってしまう 弱者の世界です


FURYは銃弾が飛び交う戦場現場を圧倒的な臨場感で見せています
戦争とは 戦闘とは このようなものなのか
殺し合うとは このようなことなのか ですから
この映画は 純粋反戦映画と思わなければならないのでは・・・



今日は久方ぶりでRRAで夕方ポタしてきました
2度目のFURYを見た後でしたので 幾分気持ちは落ち着いていました
1度目の時は 何度も途中で止めました 気分が悪くなってしまう


雨上がりの後 十分蒸し暑いのですが空気はちょっと冷たさを内包し
自転車走行にはナイスな時間でした


能登川水車の方角に虹が立ち 一句したためました


  虹がたち 昇る霊かと 目を凝らす 
  
お粗末でした