またまたランボオの毒が・・・

芸術新潮の小林秀雄以来

何度目かのランボオを読んでおります

鈴村和成のイリュミナシオン　同じくランボーのスティーマー・ポイント

写真集　大島洋のハラルの幻

世の果て　シンメリイの果て　旋風と影の国

アデン　ハラル　アビニシア

こんな語句に惑わされ　理解出来ないセンテンスを読み続け

睡眠導入剤の意味しか持たない世界に

もう何十年いるのだろう

大島洋さんのページから写真撮影

アデン

シャイとカート　マラリヤ蚊の街

500mも歩けば　手ぬぐいが水タオルになる街

バルデー商会　白いミナレット

火成岩の岩山　シャムシャーン山

ランボオはこんな所に10年ですか

　

今　務めを捜そうと　この粗々しい現実を抱きしめようと　土に還る

―地獄の季節―

まずは脳味噌が描いた世界があり

その地図を片手に

旅に出る

無謀な行動では無かったにせよ　計算された行動でもなかったにせよ

彼を突き動かしている情念は　固い決意は

泉から　湧き出る清水　聖水ですか

これは　毒水です

近づかない方が　身の為　と思っておきましょう