小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

安市城(アンシソン)グレート・バトル

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WOWOWで安子城グレートバトルを見ました。韓国映画(2018年製作)です。何故隋も唐も高句麗を執拗に攻め立てたのか、ここが小次郎には興味があります。高句麗の領土は今の北朝鮮・中国の遼寧省吉林省黒竜江省にまたがる広大な地域です。隋や唐から見れば東側に位置する目の上のタンコブにあたるのか、漢代の楽浪郡帯方郡を乗っ取られた恨みなのか、分かりかねますが、周辺諸国を征服していく覇権主義が最も大きな理由なのかなー。

現代中国も同じような一帯一路主義で周辺諸国と揉めています。これはもう中華民族の血・あるいはお家芸。かつてはアヘン戦争で西欧列強にボコボコにやられ、日清戦争では倭人と蔑んだ日本に敗戦した、そんな恨み辛みが今の中国を形作っている、そのように思えてくるのは小次郎だけでしょうか。

まずは朱子学を基礎としている中国・韓国・北朝鮮はその根本において非常に危険なイデオロギーを内包している、とは逆説の日本史の著者・井沢元彦氏に教えていただきました。歴史を捻じ曲げる、自民族が1番、これって全て中国・韓国・北朝鮮に当てはまります。ここのところは良く認識しておかないと、かつての日本になってしまいます。

長州藩朱子学でガチガチの藩でした。そして大日本帝国陸軍を牽引し、昭和20年8月まで一億総玉砕を叫び続けました。朱子学は狂人のイデオロギーです。今から見れば、米英と戦争をするなんて無謀以外の何者でもないのですが、当時は勝てると思った、この思いが危険な因子です。この因子が朱子学です。

 

かなり話が変な方向に向かいましたが、安市城は今の遼寧省海城県英城子の山城跡とのことです。大軍が小さな城を攻め立てる、なんか「のぼうの城」を見ているような気がして来ました。結局第2回目の唐の遠征で、(高宗の時代)安市城は陥落します。そして百済滅亡・白村江の戦いで唐・新羅軍に倭・百済軍が敗戦して668年高句麗は滅亡します。朝鮮半島はその後も元軍に蹂躙され、秀吉軍に攻めたてられ、近代に入ってからは日本に併合され、朝鮮戦争で国土が疲弊して38度線で分断という悲しい歴史を背負っています。

日本は、島国という地理的条件で守られて来ました。唯一内包するイデオロギーが原因して、大東亜共栄圏と言う甘い悪魔の誘いを受け入れてしまった敗戦があったのですが、戦後復興を成し遂げております。

 

さあ、ここからどうなるんでしょうかね。2020年も残すところ2ヶ月弱、明日明後日には、アメリカ大統領の選挙結果が出てくるだろうし、習近平はどう動くんだろう。新型コロナが影響するな。混迷だけれど新たな秩序が生まれる可能性もあるんだが、人類はまだ気づいていない。武力が正義だと思っているうちは、多分ダメだろうネ。人類とはある意味、内包する三毒イデオロギーで滅ぶのかも知れないね。