小次郎独演会

こんにちは、小次郎です。凡夫の独り言です。

永遠の生命についての考察(4)


イメージ 1

      庭に咲いている紫陽花を写して来ました
      ちょっと変わった花ですね



マイヤースは人間のたどる道筋(人生)を以下の七段階で説明している


  1. 地上界
  2. 中間境(冥府)
  3. 夢幻界(死の直後の世界)
  4. 色彩界(エイドスの世界)
  5. 光焔界(ヘリオスの世界)
  6. 光明界(純粋理性の世界)
  7. 超越界(無時の世界)


鈍重な肉体(ボディ)の制約の中で 永遠に続く生命のビジョンを
考え続ける事は難しい作業です
具体的でない抽象の世界ですから イマジネーション力だけが頼り
であり マイヤースやシルバー・バーチの報告書も言葉だけですので
泥船に乗っている 軽い船酔い気分に似ています


信じる 信じないとかの白黒判断は つたない思考回路からの結論です
冒険の意味が無くなってしまいます
わくわくドキドキする感性は まず知らない世界に飛び込む勇気に
あると思います


地上界は我々が今生きている惑星上の生活です
ボディの五感による反応で 魂の訓練を受けている場所
道徳・倫理的な過ちをおかせば 地上界で上手く逃げおおせても
次の中間境で裁きを受ける
天網恢々疎にして漏らさずが あまねく実行されます
地上生活の目的の一つは 清き魂を磨き上げる
ここにある様な気がしております


今回はボディの死後 我々がたどる道順のなかで
エイドスの世界をマイヤースの解説から紹介致します
夢幻界までは 地上時代の人間性を色濃く留めております
地上生活の続きの世界であり 思えば叶う 理想郷 西方浄土
と言われている極楽の世界です
長く留まる人々もおれば すぐに飽きてしまう方達もいる
人それぞれ 霊性の発達具合(深化状態)と思われます
まだここは地上界と同じで 虚相の世界であり影です


色彩界エイドスの世界から徐々に実相の世界に入って行きます
五感による束縛から脱して 知的理解 直感的悟りに
近づいて来ます がまだ形態に宿っての生活であり
地球の大気圏に属している と言われています
実相の世界に入るとは もはや地上の言語では表現出来ない世界
美 喜悦 悲しみ 地上界で生活している者からは想像を絶する
言葉を失う世界であり 実相とはこんなにも素晴らしいのか
もっと上を目指そう と魂は更なる向上に励むとマイヤースは
報告しております


ここに至るまで地上時間で10年の方もおれば 100年 千年 1万年
の方もおられ 人生に年齢的逆転が簡単に起こって来ます
そこら辺りのからくりも あちらに行けば理解出来るでしょう



ボディ死後の人生も 先は永遠に続きます